「ライフセーバーになりたい」「海やプールで人を守れるようになりたい」という方へ。北海道でライフセーバーの資格を取るまでの順番・費用・日数・泳力の条件・日程の探し方をまとめました。札幌ライフセービングクラブ(札幌LSC)は、公益財団法人 日本ライフセービング協会(JLA)の第一種クラブとして、道内で講習会を開いています。
資格を取るまでの順番
いきなり専門講習に飛ぶ必要はありません。次の順に、段階的に身につけるのが安全で確実です。
- ウォーターセーフティ 水辺で自分の身を守り、事故を防ぐための基礎
- BLS(CPR+AED) 倒れた人に対する心肺蘇生とAED
- ベーシック・サーフライフセービング 海浜や湖沼で監視・救助・救護にあたるための講習
- その先にアドバンス・サーフライフセービング、さらにインストラクターへの道もあります
それぞれの講習(時間・費用・条件)
| 講習 | 時間 | 対象 | 受講の条件 | 講習会費(教材費込み) | 資格の有効期限 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウォーターセーフティ | 6時間 | 12歳以上(小学生除く) | 25m泳げる健康な方(泳法自由) | 5,830円 | 合格日の翌年度から5年 |
| BLS(CPR+AED) | 7時間 | 12歳以上(小学生除く) | 泳力は不要 | 8,690円 | 合格日の翌年度から2年 |
| ベーシック・サーフライフセービング | 28時間(4日間) | 15歳以上(中学生除く) | ウォーターセーフティとBLSの資格(有効期限内)/泳力基準あり | 37,400円 | 合格日の翌年度から3年 |
3つすべてを受けた場合の講習会費は、合計で約5万2千円です(教材費込み・2026年時点)。
泳力の条件(ベーシック・サーフライフセービング)
- 50mを40秒以内
- 400mを9分以内
- 潜行20m以上
- 立ち泳ぎ5分以上
いまこの基準に届かなくても大丈夫です。ウォーターセーフティとBLSから始めて、泳力は練習しながら準備していけます。
北海道での開催と、日程の探し方
札幌LSCでは、春と秋を中心に年10回ほどの講習会を開いています。北海道ではサーフライフセービングの受講機会が限られるため、道内で学べる場として続けてきました。
JLAの資格認定講習の日程・会場・定員・申込みは、JLAの登録管理システム「LIFESAVERS」に掲載されています。開催地や日付で検索できます。BLS・ウォーターセーフティ・ベーシック・サーフライフセービングは、原則としてLIFESAVERSから申し込みます。
「日程が合わない」「学校や団体でまとめて受けたい」「まず話を聞きたい」という場合は、札幌LSCへご相談ください。
よくある質問
泳ぎが得意ではありませんが、受けられますか?
BLSは泳力が要りません。ウォーターセーフティは「25m泳げること」が条件です。ベーシック・サーフライフセービングには泳力基準がありますので、段階を踏んで準備していきましょう。
何歳から受けられますか?高校生でも大丈夫ですか?
ウォーターセーフティとBLSは12歳以上(小学生を除く)、ベーシック・サーフライフセービングは15歳以上(中学生を除く)です。高校生・大学生も受講できます。未成年の方は保護者同意書が必要です。
資格に期限はありますか?
あります。ウォーターセーフティは5年、BLSは2年、ベーシック・サーフライフセービングは3年(いずれも検定試験合格日の翌年度から)です。期限が切れる前の更新について、分からないことはご相談ください。
資格を取ったあとは、どんな活動ができますか?
札幌LSCでは、海水浴場の安全管理、スポーツイベントの救護、ジュニア向けの安全教室、市民向けの講習などを行っています。まずは見学・体験からでも参加できます。参加・募集のページをご覧ください。
仕事として、ライフセーバーになれますか?
北海道の海水浴場は夏の期間の活動が中心です。札幌LSCのメンバーは社会人・学生が中心で、シーズン中に交代しながら現場に入っています。まずは資格を取り、現場を経験してみてください。