札幌ライフセービングクラブ(札幌LSC)は、水辺の事故を未然に防ぐために、海水浴場の安全管理を中心に活動しています。
現場での安全管理に加えて、市民向けの救命講習や水辺の安全教育(ウォーターセーフティー)、取材協力などを通じて「事故が起きにくい環境づくり」を進めています。
海水浴場の安全管理(主な活動)
札幌LSCの活動の中心は、海水浴場での安全管理です。
監視体制の構築、現場オペレーション、危険の予防、必要時の救助・救命対応までをチームで担います。
- 石狩市 厚田海浜プール(7月中旬~8月下旬)
- 石狩市 石狩浜海水浴場(あそびーち石狩)(7月中旬~8月下旬)
- 苫前町 とままえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチ(7月中旬~8月中旬)
- 羽幌町 はぼろサンセットビーチ(7月中旬~8月中旬)

2026年シーズンは、4か所の開設期間があわせて154日、配置したライフセーバーは延べ362名でした。
札幌LSCが担当した海水浴場では、これまで死亡事故および救急搬送に至る重大な事故は発生していません。
スポーツイベントの安全管理
水辺イベント、スポーツ大会において、
会場設営準備・監視・救護体制の設計から当日の運用までを一貫して支援します。
会場条件・参加者規模・リスク要因を整理し、現場で回る体制に落とし込みます。
- アイアンマンジャパンみなみ北海道(北斗市・木古内町/2024年・2025年・2026年)
- アイアンマン・ジャパン北海道(洞爺湖・羊蹄山麓/2013年・2014年・2015年)
- 北海道トライアスロン(洞爺湖・羊蹄山麓/2016年〜、毎年担当)
- ヨット(ディンギー)の全日本マスターズ選手権(屈斜路湖/2018年)
- ヨット(ディンギー)のレース(銭函/2年ごとに開催)
- オープンウォータースイムの大会
- SUP(スタンドアップパドルボード)のイベント
洞爺湖・羊蹄山麓の大会には、アイアンマン・ジャパン北海道(2013〜2015年)の時代から、その後に始まった北海道トライアスロン(2016年〜)まで、続けて関わっています。
救護に入る前に主催者と打ち合わせ、競技のルールや当日の進行に合わせて救護計画を立てます。

記録と振り返り
勤務は、クラブ独自の勤務管理システム「Patrol Duty」で管理しています。誰が・いつ・どの浜に入り、どんな資格と経験を持っているかを確認しながら配置し、浜ごとのルールや注意事項もシステム上に残して引き継いでいます。
シーズンが終わったあとは、その年の運用を検証し、翌年に向けた改善提案として委託元へ提出しています。2026年度は118ページの検証・改善提案書と16本の別添資料をまとめました。
検証では、医療・救急、防災、観光、スポーツ・教育、福祉などの専門性を持つメンバーから分野ごとに助言とフィードバックを受け、指摘や異なる意見も含めて翌年の改善に生かしています(専門家の助言とフィードバック)。
講習会(一般市民向け)
救命講習(CPR・AED)
一次救命処置(心肺蘇生法)を中心に、分かりやすく実践的に学べる講習会を実施しています。
学校・地域団体・企業など、対象や目的に合わせた内容調整も可能です。
ウォーターセーフティー(水辺の安全)講習
水辺での危険を避ける知識と行動(安全な入り方、天候・波・流れの見方、子どもの見守りなど)を、体験も交えて伝えます。
ライフセービング関連講習(協会プログラム)
公益財団法人日本ライフセービング協会が行っているライフセービング、プールライフガーディング講習会に関わり、技術・知識の普及と人材育成にも取り組んでいます。

取材協力・啓発活動
夏本番やシーズン前には、離岸流や風など、海の危険に関する取材協力を行っています。
事故を「起きた後に報じる」のではなく、「起きる前に防ぐ」ための情報発信を大切にしています。
- 離岸流・波・風などの危険サイン
- 事故が起きやすい状況と回避行動
- 海水浴場以外の水域での注意点
- 北海道の水難事故事例
- 子どもの安全(見守り・声かけ・ルール)

水難事故救助・捜索の協力
札幌ライフセービングクラブは、水難事故における救助・捜索活動を行うとともに、関係機関と連携し地域の安全確保に取り組んでいます。私たちは水辺の事故ゼロを目指し、日々訓練と活動を続けています。
近隣での事故発生時にはクラブ員を招集し、ただちに協力できる体制を整えています。
過去多くの事案に協力してきました。
保有資機材:水上バイク(レスキュースレッド付)レスキューボードなど

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「まず話を聞きたい」だけでも歓迎です。