札幌ライフセービングクラブ(札幌LSC)では、子どもたちが 水辺(海・プールなど)で安全に行動できる力を、体験を通して身につける「ジュニアライフセービング教室」を行っています。
北海道では実施例が多くない中で、札幌LSCは 年間を通して学べる通年型プログラムとして運用しています。

ねらい

  • 海・プールでの「安全行動」を、体験を通して身につける
  • ライフジャケット(PFD)やニッパーボード等の器材に慣れる
  • 保護者とも安全知識・ルールを共有し、家庭での再現につなげる
ライフジャケットを着て、救助用の水上バイクとボードに乗るジュニアライフセービング教室の子どもたち

通年型プログラムの特徴

札幌LSCのジュニア教室は、「プールで基礎 → 夏の海で実践 → 秋に復習+発展」という流れで組み立てています。

プール期(基礎:5〜6月/10〜11月)

  • PFD(ライフジャケット)の着用・点検を習慣化(ベルト・股ベルトまで)/バディの確認
  • ニッパーボード:曲がる/止まる/乗る姿勢/海象の判断
  • シュノーケリング:装着方法/サイン/バディの確認
  • 「安全管理」「声かけ」「役割分担」など、現場運用の考え方も学びます

海期(実践:7〜9月)

  • 波・流れ・天候の見方(止まる/見る/考える)
  • ニッパーボード:エリア設定→安全確認→実技
  • 津波フラッグ訓練(合図→集合→人数確認→避難の流れ)
  • 水上バイク体験(救助のイメージづくり)
プールでライフジャケットを着て練習するジュニア教室の子どもたちとライフセーバー

今年度(令和7年度)の実施概要(例)

  • 期間:4月〜翌年3月(プール+海の複合プログラム)
  • 時間:10:00〜11:00
  • 対象:水泳サークル「かっぱキッズ」の子ども(各回 10〜15名)
  • 会場:札幌市手稲区 曙プール/小樽市 銭函海岸

ふだんの水泳の練習は、手稲曙温水プールで活動する子どもの水泳サークル「かっぱキッズ」で行っています。4歳から参加でき、水が苦手な子の水慣れから4泳法まで、レベル別に練習しています。

実施日程(全12回:例)

  • 4/6(プール)ライフジャケット着用練習
  • 5/15(プール)ライフジャケット着用練習/ニッパーボード体験
  • 6/15(プール)ニッパーボード体験
  • 7/20(海)ニッパーボード体験/宝探し(景品協力:北海道スバル)
  • 8/3(海)ニッパーボード体験/津波フラッグ訓練
  • 9/7(海)ニッパーボード体験/水上バイク体験(乗船)
  • 10/5(プール)JLA視察(安全管理の学び)
  • 11/2(プール)シュノーケリング
  • 他
室内で水辺の安全の話を聞くジュニア教室の子どもたち

安全管理(札幌LSCの基本ルール)

札幌LSCでは、楽しさと同じくらい 安全の“型”を大事にしています。

  • 毎回、保護者向けに内容説明・危険情報・中止基準を共有
  • 体調確認(暑熱/低体温の兆候を含む)
  • バディ設定と 「合図→集合→人数確認」 を繰り返し実施
  • 現場は役割分担(指導/監視/救急/記録)+エリア設定(旗・コーン等)
  • 気象海象の変化で強度調整(短縮/中止/屋内)

成果(現場で見えた変化)

  • PFDが「着る」から「点検まで当たり前」に
  • 集合〜人数確認がスムーズに
  • 海での自己コントロール(怖さがある場面でも 止まる・見る・考える)
  • 保護者との共有で、家庭の水辺ルールへ波及

参加について(募集が出たらぜひ)

募集時期・参加条件・持ち物などは、都度「お知らせ」でご案内します。
参加希望の方は、事前にお問い合わせください(募集開始時に優先してご案内します)。

※参加費用、スポーツ保険など:1000円/回

運営に協力してくださる方も歓迎です

通年型は、運営の質が大切です。札幌LSCでは、保護者の方にも「役割を持った参加」(受付・人数確認など)をお願いする設計を進めています。
「泳げないけどサポートしたい」という方も、できる形で関われます。