腰までの海に入り、レスキューチューブを頭の上に掲げるライフセーバーと、ライフジャケット姿で手を上げる子どもたち

ボードで海へこぎ出す。水上バイクに乗る。浜で宝物をさがす。

「ジュニアライフセービング教室」は、ライフセーバーと一緒に海とプールで思いきり遊びながら、水辺で自分の身を守る力を身につける教室です。札幌ライフセービングクラブ(札幌LSC)とかっぱKIDSが一緒に行っています。

春と秋はプール、夏は海。1年を通して続けるので、回を重ねるごとに、できることが増えていきます。北海道では実施例の少ない、通年型のプログラムです。

海で!マリンスポーツ体験

ライフセーバーが救助で使うボードや水上バイクに乗ったり、シュノーケルで水の中をのぞいたり。海を体ごと楽しみます。

浅い海でボードに腹ばいで乗る、ライフジャケット姿の子どもたちと、そばで見守るライフセーバー

ニッパーボード

おなかで乗って、手でこいで進む子ども用のボードです。プールで乗る姿勢・曲がる・止まるを練習して、夏は海へこぎ出します。

ライフジャケットを着て、救助用の水上バイクとボードに乗るジュニアライフセービング教室の子どもたち

救助用の水上バイク

ライフセーバーが海の救助で使う水上バイクに、ライフジャケットを着て乗せてもらいます。救助のイメージが、ぐっと身近になります。

プールでマスクとシュノーケルをつけて、カメラに向かってピースする子どもたち

シュノーケリング

マスクとシュノーケルをつけて、水の中をのぞいてみよう。つけ方や水中での合図(サイン)、バディの確認をプールで練習します。

浜で!ビーチコーミング・宝探し

海に入らない時間も、浜は発見と遊びでいっぱいです。もしものときの合図も、ここで覚えます。

砂浜で見つけた流木を並べ、かがんでのぞきこむ子どもたちとインストラクター

ビーチコーミング

浜に流れ着いた貝がらや流木、きれいな石をさがして集めます。見つけたものを並べて、どこから流れてきたのかをみんなで考えます。釣り針やガラスなど、危ないものにはさわらない約束も覚えます。

砂浜にしゃがんで砂の中をさがす子どもたちと、見守るライフセーバー

宝探し

砂浜の砂の中にかくされた宝物や、浅瀬の海の底にしずんだ宝物を、みんなでさがします。どこにあるかな?(景品協力:北海道スバル)

砂浜で赤と白の津波フラッグを大きく振るライフセーバー

津波フラッグ

赤と白の旗(津波フラッグ)が見えたら、すぐに海から上がって集合!「合図→集合→人数確認→避難」の流れを、くり返し練習します。

家族専用のアプリで、連絡もポイントも

ジュニア教室の家族専用アプリのアイコン(ライフセーバーのシャツを着た2人の子どものイラスト)

ジュニア教室の連絡は、参加するご家族専用のWebアプリで行います。スマートフォンから、いつでも確認できます。

  • 出欠の連絡と、その回の内容の確認
  • 持ち物(道具)の確認
  • 会費の納入の記録・領収書
  • 家族の緊急連絡先の登録(もしものときの連絡に)

参加するたびにポイントがたまり、キーホルダーなどの景品と交換できます。

1年の流れ

「プールで基礎 → 夏の海で実践 → 秋に復習+発展」という流れで組み立てています。

春 プール(4〜6月)

  • ライフジャケット(PFD)の着用・点検を習慣に(ベルト・股ベルトまで)
  • バディの確認
  • ニッパーボード:乗る姿勢・曲がる・止まる

夏 海(7〜9月)

  • 波・流れ・天候の見方(止まる・見る・考える)
  • ニッパーボード:エリア設定→安全確認→実技
  • 津波フラッグ訓練・水上バイク体験
  • 宝探し・ビーチコーミング

秋 プール(10〜11月)

  • シュノーケリング:つけ方・サイン・バディの確認
  • 春と夏にやったことの復習と発展
  • 「安全管理」「声かけ」「役割分担」など、現場の考え方も学びます

日程の例(令和7年度)

  • 期間:4月〜翌年3月(プール+海の複合プログラム・全12回)
  • 時間:10:00〜11:00
  • 対象:かっぱキッズの子ども(各回 10〜15名)
  • 会場:札幌市手稲区 曙プール/小樽市 銭函海岸
日にち場所内容
4/6プールライフジャケット着用練習
5/15プールライフジャケット着用練習/ニッパーボード体験
6/15プールニッパーボード体験
7/20海ニッパーボード体験/宝探し(景品協力:北海道スバル)
8/3海ニッパーボード体験/津波フラッグ訓練
9/7海ニッパーボード体験/水上バイク体験(乗船)
10/5プールJLA視察(安全管理の学び)
11/2プールシュノーケリング
ほか(全12回)

安全のために(札幌LSCの基本ルール)

思いきり遊べるのは、安全の“型”があるからです。札幌LSCでは、楽しさと同じくらい安全を大事にしています。

  • 毎回、保護者向けに内容説明・危険情報・中止基準を共有
  • 体調確認(暑熱/低体温の兆候を含む)
  • バディ設定と「合図→集合→人数確認」をくり返し実施
  • 現場は役割分担(指導/監視/救急/記録)+エリア設定(旗・コーン等)
  • 気象・海象の変化で強度を調整(短縮/中止/屋内)
ライフジャケットを着て、プールでボードに乗る練習をする子どもたち

この教室で身につくこと

ねらい

  • 海・プールでの「安全行動」を、体験を通して身につける
  • ライフジャケット(PFD)やニッパーボード等の器材に慣れる
  • 保護者とも安全知識・ルールを共有し、家庭での再現につなげる

参加した子どもたちの変化

  • PFDが「着る」から「点検まで当たり前」に
  • 集合〜人数確認がスムーズに
  • 海での自己コントロール(怖さがある場面でも 止まる・見る・考える)
  • 保護者との共有で、家庭の水辺ルールへ波及

日本ライフセービング協会(JLA)と連携しています

この教室は、公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)のジュニアライフセービングのプログラムです。JLAの「ジュニアライフセービング活動一覧マップ」にも、北海道でジュニアの活動をしているクラブとして、札幌ライフセービングクラブが載っています。

JLAのページでは、ジュニアライフセービングのねらい(楽しさ・人との関わりあい・命の大切さ)や、家でも学べる「e-Lifesaving」、親子でできる海の遊び方なども紹介されています。

参加について

募集の時期・参加の条件・持ち物などは、そのつど「お知らせ」でご案内します。
参加をご希望の方は、事前にお問い合わせください(募集開始のときに優先してご案内します)。

参加費:1回1,000円(参加費用・スポーツ保険など)

ふだんの水泳の練習は、かっぱキッズの月曜・土曜のコースで行っています。コースの内容は教室案内をご覧ください。

“水が好きになる・安全に強くなる” をテーマにした、安心して参加できる教室です。
公益財団法人日本ライフセービング協会のプログラムとなります。
主管:札幌ライフセービングクラブ、共催:かっぱKIDS

※ジュニアライフセービング教室に無料体験はありません。

運営に協力してくださる方も歓迎です

通年型は、運営の質が大切です。札幌LSCでは、保護者の方にも「役割を持った参加」(受付・人数確認など)をお願いする設計を進めています。
「泳げないけどサポートしたい」という方も、できる形で関われます。