■遊泳中の男性が水死 小樽  北海道新聞2002/08/12 10:30
 【小樽】十一日午前八時半ごろ、小樽市銭函三、おたるドリームビーチで遊泳中の札幌市清田区美しが丘二ノ四、会社員Tさん(23)が行方不明となり、道警ヘリや小樽海保の巡視艇などが捜索したところ、一時間半後に約八十メートルの沖合で水死体で見つかった。
 小樽署によると、立波さんは友人三人と一緒に浮袋につかまって泳いでおり、沖合の遊泳禁止区域に十メートル入ったところで一斉に海岸へ戻ったが、一人だけいなくなった。当時、波は約一メートルとやや高かった。立波さんらは前夜からキャンプしていた。
■4人流され、2人救助、2人不明 小樽・銭函の海岸  北海道新聞2002/08/12 21:23
 十二日午後六時十分ごろ、小樽市銭函四の新川河口付近の海岸を訪れていた海水浴客から、「水上バイクとバナナボートに乗って沖合に出た四人が岸に戻らない」と、110番通報があった。小樽署や小樽海保が海と空から捜索していたところ、約一時間後の同日午後七時すぎ、岸から約五百メートル沖合で小樽署の警備艇「いしかり」が、水上バイクにしがみついて浮かんでいた二人の男性を救助し、近くでバナナボートも見つけたが、残りの二人の男性は行方不明となった。同署や小樽海保などが捜索している。事故当時、現場付近は南東の風約一○メートル、波高一・五メートルで、沖に向かって強い風が吹いていた。
 バナナボートは、長細い形をした浮き状で、数人がまたがって乗り、水上バイクなどで海上を引っ張って遊ぶ遊具。
浜益沖で2遺体を発見 銭函の水難
  2002/08/15 08:00
 【小樽】小樽市銭函の沖合で十二日夕、水上バイクなどに乗っていた男性二人が行方不明になった事故で十四日午後、二人の遺体が石狩管内浜益村の浜益漁港から約十一キロ沖で発見され、小樽海保が収容した。死因はともに水死。行方不明になった現場から北北東に約四十五キロ離れていた。
 発見されたのは札幌市北区北二八西七、会社員Nさん(29)と同区北三○西三、同Yさん(27)。
 同海保によると、十四日午後零時半ごろ、浜益港沖で、通りかかった漁船がNさんを発見。通報を受けた同海保の巡視艇が遺体を収容し、ヘリで付近を捜索したところ同一時三十五分ごろ、約一キロ離れた沖でYさんも発見した。
 遺体はともに米国製のライフジャケットを付けていたが、同海保によると、波が高い場合は体が浮いていても大量に水を飲むなどして死亡する可能性もあるという。
■小樽の海水浴場 北海道新聞 2002/7/14朝刊
13日午後1時15分頃、小樽市船浜2の東小樽海水浴場で、同市入船二(男性)46歳が岸から約10Mの深さ1.8Mの海底に沈んでいるのを、藻の刈り取り作業をしていた男性が見つけ110番通報。病院に運ばれたがすでに水死していた。
小樽暑の調べによると、46歳男性は同日午前9時ころ同海水浴場に到着、一人で海の家に荷物を預けた後、午前10時ころまで泳いでいたという。同海水浴場の海水浴客は約100人いた。
また13日午後3時5分ごろ、同市銭函三の海水浴場「おたるドリームビーチ」の約100b沖合いで。札幌市西区琴似4-5大学生(21)が遊泳中に行方不明になったと、友人から110番通報があった。小樽暑と小樽海上保安部が船とヘリで捜索したところ、約2時間後、現場近くの海上に浮いている大学生を発見したが、水死していた。
調べによると、現場は遊泳禁止区域。大学生は友人と2人で午前11時ころ泳ぎに来ていた。
ドリームビーチはこの日、札幌が真夏日になったこともあり遊泳客が1500人以上訪れていた。

屈斜路湖で水上バイクとボートが衝突 男性けが  北海道新聞2002/08/18 17:30
 【弟子屈】十八日午前十時半ごろ、釧路管内弟子屈町の屈斜路湖で、釧路市堀川町、会社員Sさん(30)の水上バイクと、同市昭和、自営業Mさん(54)のモーターボートが衝突、Sさんは湖に投げ出されて頚椎(けいつい)損傷、あご骨折などのけがを負った。
 弟子屈署によると、二人はマリンスポーツの仲間とともに十人で屈斜路湖を訪れていた。ボートの左側に四、五メートル離れて水上バイクが時速二十キロほどで並走し、沖合に向かっていたが、岸から三十―四十メートルの地点で、水上バイクが急に進路を右に変えたため、接触したらしい。 モーターボートは定員六人だが、七人が乗っていた。また、佐々木さんは水上バイクの操縦に必要な五級小型船舶操縦士の免許を持っていなかった疑いもあり、同署はけがの回復を待って事情を聴く方針。
■遊泳中の札幌の男子中学生が水死−積丹町  北海道新聞2002/08/18 18:00
 【積丹】十八日午前七時半ごろ、後志管内積丹町来岸町の海岸で、遊泳中の札幌市東区北四二東五、会社員Kさん(38)の長男D君(14)=札幌市立栄中三年=がおぼれ、同町内の病院で死亡が確認された。死因は水死。
 余市署の調べによると、大祐君は父親や父親の同僚、同級生など計九人で、同日午前七時前に海水浴に訪れ、同級生三人と一緒に泳いでいておぼれたとみられる。事故当時、海は荒れていなかった。
■また水上バイク事故、28歳行方不明、2人救助−小樽・銭函沖   北海道新聞2002/08/19 00:30
 【小樽】十八日午後二時三十五分ごろ、小樽市銭函三の新川河口の沖合で、三人が乗った水上バイクが流され、仲間が一人行方不明になっている、との通報が小樽海保にあった。男女二人は仲間の別の水上バイクに救助されたが、札幌市北区新琴似一一ノ一五、会社員Hさん(28)が十九日午前十時現在、見つかっていない。小樽海保や小樽署などが船や航空機で周辺海域を捜索している。
 新川河口付近の沖では十二日夕にも、水上バイクの故障、転覆事故があり、四人が流され二人が死亡している。
 調べによると、救助されたのは同市東区の男性会社員(30)と、同市中央区内の女性会社員(26)。二人にけがはなかった。
 小樽海保などによると、橋本さんら三人は十八日午後零時半ごろ、橋本さん所有の水上バイクで沖に出たが、同一時ごろ、バイクが転覆、航行できなくなった。救助を求めるため、Hさんは二人を残し、岸に向かって泳ぎだしたが、そのまま姿が見えなくなった。
 三人が戻らないため、岸にいた仲間が水上バイクで探したところ、同二時十五分ごろ、漂流中の二人を救助。道警警備艇が同四時四十分ごろ、流された無人の水上バイクを沖合約十一キロで発見、回収した。
 同海保などによると、転覆当時の沖合は波、風とも強かった。水上バイクは小型船舶の免許を持つH本さんが運転し、三人とも救命胴衣を着けていたという。三人は会社の同僚ら約十人のグループで、同日午前から海岸に来ていたという。
<写真:水上バイク事故で1人が行方不明になった現場を見守る関係者=18日午後5時30分、小樽市銭函>
不明の男性、遺体で発見 銭函沖の水上バイク事故
  2002/08/21 20:30
 【小樽】小樽市銭函の新川河口の沖合で十八日、水上バイクが転覆し、行方不明になっていた札幌市北区新琴似一一ノ一五、会社員橋Hさん(29)は、二十一日午後三時十分ごろ、同市銭函三の星置川河口から約五十メートル小樽寄りの砂浜で、遺体で発見された。死因は水死。 小樽署によると、遺体は黒いウエットスーツを姿で、同日午前、橋本さんが着ていたライフジャケットが見つかった場所からは約三・五キロ小樽寄りだった。